2017年11月27日

龍澤寺の観楓祭(かんぷうさい)へ

社長室に掲げられた一枚の写真をご存知ですか?
 我が心の師 「山本玄峰老師」です。

過日、以前から行きたいと思っていた毎年11月23日に行われる三島の龍澤寺の観楓祭(虫干し)にようやく行くことが出来ました。思い始めてから何年越しになるでしょう… ここにはジャンボタクシーでお客さまをお連れしたこともあります。

夜明けまで降っていた雨も上がり、第二東名からの富士山がきれいでした。数日前に比べて雪がたくさん積もっていました。
龍澤寺の観楓祭(かんぷうさい)へ

龍澤寺 臨済宗妙心寺派の寺院
龍澤寺の観楓祭(かんぷうさい)へ

庫裡の玄関上の入江長八の龍の漆喰鏝細工も見事
龍澤寺の観楓祭(かんぷうさい)へ

龍澤寺の観楓祭(かんぷうさい)へ

虫干しの会場は撮影禁止なので紹介出来ません
龍澤寺の観楓祭(かんぷうさい)へ

龍澤寺は「駿河には過ぎたるものが二つあり、富士のお山に原の白隠」とうたわれる白隠(慧鶴)さんが開山、1760年白隠さんの高弟 東嶺(東嶺円慈)さんによって現在地に伽藍が創設された。1915年 山本玄峰さんが廃寺同然の龍沢寺に入り修行道場として復興。玄峰さんの元には著名人が多く参禅、戦前戦後に亘る政財界要人の心の師、影の指南役。特に、終戦勅語の「耐え難きを耐え、忍び難きを忍び・・・・」の文句を授けた禅宗の高僧として知られている。戦後の「象徴天皇制」の生みの親とも云われており、「白隠禅師の再来、昭和最大の禅僧」と称されている。

虫干しの軸は所狭しと掛けられ白隠さんをはじめ東嶺さん、玄峰さん、宗淵さん、など龍澤寺歴代のご住職の魂を感じる迫力の書画などと共に伊藤若冲、俵屋宗達、雪舟、良寛さんや一休さんなど見応えのある作品ばかりでした。その中にひと際やさしい見覚えのある書体の軸が… 大田垣連月の軸にお目にかかれ感激!このような貴重な書画を間近で拝見させて頂きありがたい限り、わくわくしながら古に思いを馳せたひと時でした。



Posted by ろば  at 14:01 │Comments(0)

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